筑波59秒625の最速タイムホルダー
ノウハウを提供するホンダスペシャリスト!
ホンダ専門のチューニングショップとして40年以上の歴史を誇る“ホンダツインカム”。その特徴はハードチューンのみならず修理や日常のメンテナンスまで、全てのホンダ車オーナーを支える圧倒的なサポート力。杉並本店だけでなく埼玉県北葛飾郡にある杉戸店、神奈川県横浜市にある横浜店の全てに幅広いユーザーニーズを実現できる確かな技術力が備わっているのだ。
とくにタイプRに関しては、FD2最速となる筑波59秒625の叩き出しているデモカーを見てもらえば分かるように、そのノウハウは他の追随を許さない。この車両はエンジンからボディ、サスペンションに至るまで隅々まで手が加えられているが、その大半がスペシャルなパーツではなく市販されているもの。つまり、その気になればユーザーでも手が届く範囲で作り上げられているわけだ。

中でもK24AブロックとK20Aヘッドを組み合わせた、2.4L仕様のi-VTECエンジンは大きな見どころ。ピストンはハイコンプ仕様を投入しつつ、戸田レーシングのハイカムや燃焼室加工を行うことで、NAのまま350psをマークする強心臓を創出。制御系はフルコンを使用するのではなく純正ECU書き換えを選択し、始動性や学習速度をキープしているのもポイントだ。

エンジンのパフォーマンスを使い切るべく、スポット増しによるボディ補強や専用のサスペンションセットが行われている点にも注目したい。
とくにサスペンションは倒立ダンパーの選択やスイフト製スプリング(F16kg/mm R28kg/mm)を組み合わせているが、アーム類はフルノーマルのままセッティングを変更。これまでのノウハウを投入することでタイヤの性能をフルに引き出せるセットアップが行われている。

フロントバンパーやグリルは市販されるモデルを使用しつつ、レーシングアンダーパネルやカナードといった空力パーツをプラス。

フロントヘビーを解消する軽量ボンネットは、エアダクトを加えることでエンジンルーム内の熱を放出する効果も得られる。

片側20mmのワイド化を実現するフロントワイドフェンダーは、ワイドトレッド化とタイヤのサイズアップでコーナリングの安定感を高めてくれる高機能パーツだ。

リヤフェンダーは10mmワイドの貼り付けタイプを用意。サイドエアダクトをプラスすることで、フロントワイドフェンダーに負けないボリューム感を加えている。

ボンネット同様に軽量化を徹底することでクルマの動きを軽快に変化させる。そのため、トランクリッドも軽量なカーボンモデルをインストール済みだ。

汎用モデルを組み合わせた3DカーボンGTウイングは、1350〜1600mmまでの5つのサイズを用意。角度調整も行えるため、好みに合わせた空力セッティングが可能だ。

ボディ底面の空気を効率的に排出するディフューザーは空力パーツの要。純正位置のシングルマフラーに対応するモデルの他、左右2本出しマフラーに対応するデザインも用意されている。

こうして築き上げられたマシンメイク術は、当然ながらユーザーにフィードバックされている。とくに好評を得ているのが、3300円というリーズナブルなプライスでありながら、経験豊富なメカニックがエンジンや下回りなどをトータルチェックしてくれる「安心の総点検」。
中古車を購入した場合など、愛車の状態が把握できていない人などはこのプランを利用することで長く楽しむマシンメイクの第一歩となることは間違いないだろう。もちろんここで見つかった不具合などは、予算に合わせた修理プランを提案してくれるため、安心できるクルマ作りもお任せできる。

長年磨き上げてきた技術とノウハウがあるからこそ、細部に至るまでの確実なメンテナンス&チューニングが可能になるというもの。ホンダツインカムはユーザーの立場に立ったホンダ車乗りの心強い味方なのだ。

●取材協力:ホンダツインカム杉並店 東京都杉並区成田西2-21-18 TEL:03-5347-7001
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