RZ34オーナー待望のアイテムが続々登場
MT車用モデルから発売し、AT用モデルも近々登場予定!
老舗マフラーブランドとして強い人気を誇る“カキモトレーシング”。『柿本改』のロゴが刻まれた硬派なエキゾーストシステムに、憧れて育ったというチューニングフリークは多いことだろう。そんな柿本レーシングの製品ラインナップに加わったのが、RZ34用の「クラスKR・リヤピース」とセンターパイプまで付属した「クラスKR・センター付き」だ。

柿本改のブランドの中ではやや大人向けの設定となるクラスKR。加速騒音など各種規制に適合し、JQRの厳しいテストを通過した保安基準適合モデルとなる。また、テールに関しては出力向上(効率改善)に繋がる伝統の二重ディフューザーテールの採用するなど、デイティールにも徹底的に拘っている。


こちらは純正マフラーの中間部分。基本部分が45φ×2という容量(集合部は60φ)で、隔壁サイレンサーに繋がる構造は400psオーバーを受け止めるには完全にキャパシティ不足だ。


フロント触媒から交換するタイプのクラスKR(34万9800円)の構造をノーマルと比較すると、純正が45φ×2→60×1(集合)→45×2→隔壁タイプサイレンサーとなるのに対し、クラスKRは50×2→60×2→ストレートサイレンサーというレイアウトを採用。ストリートチューンにベストな容量アップを果たしている。

テールパイプには保安基準適合を証明するJQRの認定プレートと、カキモトレーシングの信念である『7 Spirits』の文言が刻み込まれている。

独自の経験から生み出された二重ディフューザー構造を受け継ぎ、チタンカラーに染められたスラッシュテール。左右にレーザーで刻印された柿本改のロゴが、本物のチューニングパーツであることを証明する。

サウンドチューニングも徹底。左右の爆発的排気音のツブを揃えて官能的なエキゾーストノートを引き出すために、中間部には同調パイプをセット。耳障りなノイズを打ち消し、クリアな音質を響かせてくれる。

タイコとパイプの接合部やステーの装着部には補強が入れられる丁寧な作り込み。ビードの揃った美しい仕上げの溶接からも高いクオリティが感じられる。

もちろん、チューニングとしてマフラー交換するのだから性能面も気になるところだが、近年のターボ車はマフラー交換のみでパワーが上がることは稀だ。そのため、シャシダイでの出力計測では約4ps程度のパワーアップに留まっている。
しかし、排気効率は大幅に向上しているため、ECUチューン時のパワーアップ率はノーマルマフラー時とは比べものにならないほど上がるだろう。


リヤピースのみ交換するタイプのクラスKR(15万1800円)は、適度なスポーツサウンドやビジュアルを求めるライトユーザーに向けて開発された一本だ。レイアウトはメイン60φ×2→テール115φ×2で、テールエンド部は鮮やかなチタングラデーション仕上げとなる。

なお、いずれのタイプもMT車用モデルが発売されており、AT車用モデルも近日中に発売予定とのこと。高性能&高品質を望むRZ34オーナーには見逃せないエキゾーストシステムと言えるだろう。

●問い合わせ:カキモトレーシング TEL:072-265-5050
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カキモトレーシング
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