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「このラパンSSは魅力的すぎる!」キュートな見た目に100馬力のチューンドエンジンを搭載!!

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経年劣化したエンジンを徹底リフレッシュ

極上のK6Aエンジンを搭載したちびっ子ギャング!

約四半世紀に渡り、スズキの旗艦エンジンとして君臨し続けたK6A。DOHCインタークーラーターボを備えるモデルでは自主規制値上限の64psが与えられ、軽自動車のチューニングシーンでも中軸となった名機だ。

今回紹介するアルトラパンSSも、そんなK6Aエンジンを搭載したホットモデル。老舗“KCテクニカ”の手によって徹底リフレッシュが行われたリアルチューンドだ。

「このクルマは、以前から弊社のGTスポーツタービンキットが装着されていました。その状態で長らく乗っていらっしゃったのですが、今回はエンジンオーバーホール時期を迎えての入庫でした。細部までフルバランス取りを施したので、純正とは別次元のハイレスポンス仕様に仕上がっています」とはKCテクニカ代表の藤山さん。

オーバーホールの際には、腰下ムービングパーツのバランス取りを実施。さらに、タービン交換で負担の増えたコンロッドにはWPC加工をプラスし、ヘッド周りもポート研磨や燃焼室加工を実施するなど、文字通りのフルチューンスペックとなっている。最高出力はブースト圧1.0キロで100psオーバーだ。

KCテクニカでは、以前からHA36系アルトワークス&ターボRS用のオイルクーラーをキット化していたが、この製品をHE21Sにも装着できるようにアレンジ。ナンバー横のスペースをうまく活用することで、冷却性はもちろん、チューニングカーらしい雰囲気も演出する。

エンジンのリフレッシュに加え、お手軽かつ効果的なリフレッシュポイントとなるのがシフトリンク。ミッションケース上に付いているリンクのブッシュは、純正品がゴム製のため熱と経年で割れて遊びが大きくなってしまう。この部分をアルミ製に変更することで、シフトのカッチリ感を蘇らせるのだ。

「スズキのワイヤー式MT車には、リンケージ内にゴム製のブッシュが純正採用されています。このゴムが曲者で、劣化してくるとシフトの入りが渋くなったりストロークが長くなるなど、操作系に直接的な悪影響を及ぼす。この部分を刷新すれば、カチッとしたフィーリングを取り戻せますよ」とのこと。なお、クラッチはKCテクニカオリジナルのスーパーシングルをセットしている。

ワンオーナーで大切に乗り続けていることが伝わる綺麗なインテリア。スポーツモデルのSSなので、MOMOのステアリングとレカロシートは標準装備だ。

老舗のノウハウが詰まったオーバーホール術によって、量産エンジンとは思えないほどの官能的フィーリングを手にしたラパン。魅力的過ぎる仕上がりだ。

「「このラパンSSは魅力的すぎる!」キュートな見た目に100馬力のチューンドエンジンを搭載!!」の1枚めの画像

●取材協力:KCテクニカ 京都府宇治市槇島町目川6 TEL:0774-28-5075

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【関連リンク】
KCテクニカ
https://www.kc-technica.com/


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